私が副業を調べ続けてしまう理由
私は病院で検査業務に携わりながら、副業にも取り組んできました。
仕事が終われば、柴犬と散歩をしたり、ゲームで息抜きをしたり、妻とボウリングに行ったり。
決して派手な生活ではありませんが、穏やかな時間を大切にしています。
ただ一方で、ずっと頭から離れなかったのが
「このままで将来は大丈夫なのか」という不安でした。
副業の教材やコンテンツをいくつも購入しました。
でも気づけば
・読んだだけ
・見ただけ
・登録しただけ
行動が続かず、成果も出ない。この繰り返しでした。
だから私は、副業を見るとき
「稼げるか」より先に「続けられるか」を重視するようになりました。
合資会社QRL（キュリオ）とはどんな副業か
キュリオは、いわゆる
「AIを活用した副業」として紹介されることが多い案件です。
よく見かける特徴は次のようなものです。
・スマホだけで完結
・専門知識は不要
・AIが作業をサポート
・初心者向け
忙しい会社員にとっては
かなり魅力的に見える条件が並びます。
私も最初は
「これなら自分でもできるかもしれない」そう感じました。
ですが、そこで一度立ち止まりました。
副業として最初に確認すべきポイント
私が必ず確認するのは、次の3点です。
【1】何をしてお金が生まれるのか
【2】誰がその対価を払っているのか
【3】自分はどこまで関与するのか
キュリオの場合、この部分がかなりぼんやりしています。
「AIが〇〇をする」
「自動で収益が発生する」
という説明はあっても
・具体的な作業内容
・収益が生まれるプロセス
・市場との関係性
がはっきりしません。
ここが曖昧な副業は、行動しにくく、続きにくいと私は感じています。
「AIで稼ぐ」という言葉の現実
最近は何でもAIという言葉が使われます。
ですが、私自身も仕事で機械やシステムを扱う立場として、
はっきり言えることがあります。
AIは万能ではありません。
AIは
・判断を補助する
・作業を効率化する
こうした役割は果たしますが
勝手にお金を生み出す存在ではありません。
キュリオの場合も、AIがどの部分を担い、
人がどこを操作するのかが明確ではありません。
ここが見えないと、
「何をすればいいのかわからない」
という状態になりやすいのです。
登録後の流れと感じた違和感
キュリオは、まず無料登録から始まります。
無料と聞くと安心しがちですが、
私の経験上、無料は入口にすぎません。
登録後は
・LINEでの案内
・簡単な質問
・副業への意欲確認
と進んでいきます。
ここで重要なのは
副業の説明よりも、こちらの状況を詳しく聞かれる点です。
・収入
・副業経験
・不安や悩み
これらは、後の有料案内につなげるための情報とも考えられます。
有料プランと収益構造の考え方
多くのケースで、
最終的には有料プランの案内があります。
金額は数万円から、場合によっては十万円以上。
ここで一度考えてほしいのです。
そのお金は、どこから回収する想定なのか。
・市場からなのか
・広告収益なのか
・第三者からなのか
もし説明がなく
「やってみればわかる」
「AIが何とかする」
という話で終わるなら、注意が必要です。
収益の軸が、参加者の支払いに偏っていないか
冷静に見る必要があります。
数字が増えても安心できない理由
副業系では、画面上の数字が増える演出を見かけます。
ですが私は、実際に引き出せるかどうかを最重要視します。
・出金条件
・最低金額
・手数料
・制限
これらが不明確な場合、数字が増えても安心できません。
過去に私は、「増えているのに使えない」
という経験をしました。
それ以来、数字より仕組みを見るようにしています。
行動できない人ほどハマりやすい構造
キュリオのような副業は
・何もしなくていい
・自動
・任せるだけ
という言葉が多く使われます。
一見、行動できない人に優しそうに見えますが、
実は逆だと私は感じています。
何をすればいいかわからない副業は、行動のきっかけを失いやすい。
結果として
・放置
・不安
・追加課金
という流れになりがちです。
私が副業に求める最低条件
今の私は、次の条件を満たさない副業には手を出しません。
・仕組みを自分の言葉で説明できる
・小さく始められる
・作業内容が具体的
・リスクが明確
派手さより、理解できることが何より大切です。
キュリオ副業を検討する前に
合資会社QRL（キュリオ）は、
一見すると魅力的な要素が揃っています。
ですが、
・収益構造が不透明
・AIの役割が曖昧
・有料前提の流れ
・行動イメージが持ちにくい
これらを踏まえると、
慎重に判断すべき副業だと私は感じました。
最後に
私自身、行動できなかった側の人間です。
だからこそ言えます。
「理解できない副業は、続けられない」
焦らず、自分が納得できる形で
一歩ずつ進むこと。
それが、遠回りを減らす一番の近道だと思っています。
