
「動けなかった過去」から見える違和感
私は病院で検査業務に携わりながら、副業にも挑戦してきました。
ただ正直に言うと、これまでの副業は「買って満足」「途中で止まる」の繰り返しでした。
忙しさを理由に行動できない。
行動しても成果が出ず、続かない。
そんな悪循環を何度も経験してきたからこそ、今は副業を感情ではなく仕組みで見るようにしています。
今回はネット上で見かける硯(すずり)副業/松本悠里
について、「本当に行動できる副業なのか」「継続できる構造なのか」という視点で整理してみました。
硯副業とは何をするビジネスなのか
硯副業で説明されている内容をまとめると、主に次のような流れです。
・高額な硯を購入する
・希少価値があると説明される
・将来的に価格が上がる可能性がある
・販売や管理はサポート側が行う
一見すると、「自分が動かなくてもいい副業」に見えます。
しかし私はここで一度立ち止まりました。
本当に何もしなくていい副業は、なぜ成立するのか
この問いに、明確な答えがあるかどうかが重要です。
硯という商材の現実的な市場
硯は日本の伝統工芸品として知られています。
ただ、一般市場で流通している硯の価格帯を見ると、
・数千円
・高くても数万円
が中心です。
それに対し、この副業では
数十万円単位の硯が案内されるケースが多いとされています。
ここで気になるのは、
・誰がその価格で買うのか
・どの市場で再販されるのか
・実際の取引実績はあるのか
という点です。
調べた限り、第三者が確認できる取引データは見当たりませんでした。
「実物が届く」=安心ではない理由
硯副業では、実際に硯が手元に届く場合があると言われています。
これを理由に「詐欺ではない」と考える人もいるようです。
ですが、副業として重要なのはそこではありません。
・売却できるのか
・いつ、どこで、誰に売れるのか
・価格が下がった場合どうなるのか
これらが説明されていなければ、
高額な物を買っただけで終わる可能性が残ります。
私はこれまで、「形があるから安心」と思って動けずに終わった副業も経験してきました。
だからこそ、この点は強く気になります。
松本悠里という名前と信頼性の問題
硯副業では「松本悠里」という人物名が前に出ています。
説明は丁寧で、安心感を与える言葉も多い印象です。
ただ、私が過去に学んだのは、
雰囲気の良さとビジネスの安全性は別ということでした。
・長期的な活動実績
・客観的な評価
・第三者が確認できる成果
こうした情報は、現時点では確認できません。
行動できない人ほど注意が必要な構造

硯副業は、
・自分は動かなくていい
・知識はいらない
・任せておけばいい
という説明が目立ちます。
これは、かつての私のように
「行動できない自分」にとって、とても魅力的に映ります。
しかし裏を返せば、
・自分で確認する機会が少ない
・仕組みを理解しないまま進む
・途中で不安になっても止めにくい
というリスクも同時に抱えることになります。
副業として成立しているかを整理する
私なりに、硯副業を冷静に整理すると次のようになります。
【確認できる点】
━━━━━━━━━━━━━━━━━━
・実物の商品が存在する
・初期費用が明確に発生する
【不透明な点】
━━━━━━━━━━━━━━━━━━
・収益が生まれる具体的な流れ
・再販市場の実態
・価格が上がる根拠
・出口戦略
このバランスを見る限り、
「行動できない人ほど不利になる構造」だと感じました。
私が感じた一番のリスク
私が一番危険だと感じたのは、
「やっているつもりになってしまう副業」である点です。
・買ったことで満足する
・任せているから安心する
・結果が出ない理由が分からない
これは、過去の私が何度も陥ったパターンでした。
硯副業は慎重に判断すべき
私の結論はこうです。
硯(すずり)副業は、仕組み・市場・出口が不透明で、行動が苦手な人ほどリスクを抱えやすい副業である。
忙しい30〜40代にとって、「何もしなくていい副業」は魅力的です。
ですが、本当に安心できる副業は、
・仕組みを自分の言葉で説明できる
・行動量と成果の関係が分かる
・やめる判断が自分でできる
この条件を満たしている必要があります。
同じ壁で立ち止まらないために

私はこれまで、
行動の壁
継続の壁
成果の壁
すべてを経験してきました。
だからこそ、
「楽そうだから」
「任せられるから」
という理由だけで副業を選ばないでほしいと思っています。
立ち止まることは悪くありません。
考えることも、立派な行動です。
この文章が、誰かのブレーキになれば幸いです。
