
私が「簡単そうな副業」に惹かれてきた理由
私は病院で検査業務に携わりながら、副業にも挑戦してきました。
仕事自体は安定していますが、将来を考えると「このままで大丈夫か」という不安は常にあります。
これまで、さまざまな副業コンテンツを購入してきました。
ですが振り返ると、
・買っただけで満足してしまう
・最初はやる気が出るが続かない
・結局、成果が出ない
この繰り返しでした。
だからこそ
「スマホだけでできる」「スキマ時間でOK」
こうした言葉を見ると、つい気になってしまう自分がいます。
ラブトク(Love Talk)も、まさにそのタイプでした。
ラブトクはどんな副業として紹介されているのか
ラブトクは、チャットや会話を通じて相手の相談に乗ることで報酬が得られる
と説明されている副業です。
案内では、
・未経験OK
・特別なスキル不要
・誰でも始められる
・やり取りするだけで収入になる
といった、非常にハードルの低い印象を受けます。
「行動が続かない自分でも、これなら…」
そう思わせる設計になっていると感じました。
副業を判断するときに見るべきは「努力量」ではない
私はこれまで、
「自分が頑張れなかったから稼げなかった」
と思い込んでいました。
ですが今は、頑張る以前に、仕組みが成り立っているか
を見るようにしています。
ラブトクについても、
「どこからお金が生まれて、どこへ流れるのか」
この視点で整理してみました。
ラブトクの収益構造を分解してみる
ラブトクの流れは、概ね次のように説明されています。
・利用者とチャットや会話を行う
・やり取りに応じて報酬が発生する
・一定額に達すると出金できる
一見すると、
「仕事をして報酬をもらう」
ごく普通の副業に見えます。
しかし問題は、その 出金条件 にあります。
出金のために求められる追加支払い
ラブトクでは、
・手数料
・システム利用料
・アカウントのランクアップ
・本人確認
といった名目で、
先に支払いを求められるケース が確認されています。
しかも、その支払い方法として
プリペイドカード(電子ギフトカード)が指定されることがあります。
ここで、私は強い違和感を覚えました。
なぜプリペイドカード指定は危険なのか

プリペイドカードには、次の特徴があります。
・番号を渡した時点で資金が移動する
・誰に渡ったか追跡しづらい
・返金がほぼ不可能
正規の副業や企業であれば、
・銀行振込
・クレジットカード
・正式な決済代行サービス
が使われるのが一般的です。
「報酬を受け取るために、取り戻せない支払いをさせる」
この構造自体が、非常に不自然だと感じました。
なぜ途中でやめづらくなるのか
ラブトクのような案件では、
・ここまで頑張ったのだから
・あと少しで出金できる
・今やめたら損をする
こうした心理が強く働きます。
これは、
行動が続かない人ほど陥りやすい罠です。
私自身も、「今回はちゃんと行動している」
と感じた瞬間ほど、冷静さを失ってきました。
副業として成立しているかという視点
ここまで整理してみて思ったのは、
ラブトクは 副業以前の問題 を抱えているという点です。
・稼ぐ前に支払いが必要
・支払い方法が限定的
・報酬の原資が不透明
・安定して稼げた具体例が見えない
これは
「働いた対価を受け取る副業」ではなく
「支払いを引き出す仕組み」になっている可能性が高いと感じました。
私なりの結論

ラブトク(Love Talk)については、
・副業としての収益構造が不明確
・プリペイドカードによる支払い要求
・心理的にやめづらい設計
これらの点から、
詐欺リスクが高い副業案件 と判断しています。
少なくとも、
「無理なく続けられる副業」とは言えません。
⚠ 最後に|同じことで悩んできた方へ
もし副業で、
・稼ぐ前に支払いを求められる
・支払い方法がプリペイドカード指定
この条件が出てきたら、一度立ち止まってください。
副業は、生活を守るための手段であって、
不安を増やすものであってはいけません。
焦らなくて大丈夫です。
「行動できる仕組み」は、
きちんと安全な形で存在します。